■「花鳥図の金字塔」と絶賛される巨匠 伊藤若冲。実に貴重な円熟期と壮年期の傑作をご紹介します。
■『豆花双鶏図(とうかそうけいず)』はあふれる生命感まで克明かつ緻密に描き込んだ晩年の代表作。可憐な花と莢(さや)をつけた隠元(いんげん)豆の枝下に、正面を向いた雄鶏と寄り添う雌鶏。鶏を番(つが)いで描いた、夫婦円満の吉祥画です。光沢の美しい羽一枚一枚は質感あふれ、雄鶏の尾羽(おは)の黒と白、真赤な鶏冠(とさか)と雌鶏の純白の対比も実に見事。鶏を最も得意とした若冲の独壇場です。
若冲の原画を元に摺師 佐治敬造(さじけいぞう)氏が、12版39度摺りを重ねました。京都の老舗版元 芸艸堂(うんそうどう)が秘蔵する、江戸後期に彫刻された版木で、特別に限定150部を制作した貴重な手摺(てず)り木版画です。
ご尊家の家格を高め、隆盛を招く、得がたい掛軸の名品。茶席を演出する茶掛(ちゃがけ)にも最適です。
■『豆花双鶏図(とうかそうけいず)』はあふれる生命感まで克明かつ緻密に描き込んだ晩年の代表作。可憐な花と莢(さや)をつけた隠元(いんげん)豆の枝下に、正面を向いた雄鶏と寄り添う雌鶏。鶏を番(つが)いで描いた、夫婦円満の吉祥画です。光沢の美しい羽一枚一枚は質感あふれ、雄鶏の尾羽(おは)の黒と白、真赤な鶏冠(とさか)と雌鶏の純白の対比も実に見事。鶏を最も得意とした若冲の独壇場です。
若冲の原画を元に摺師 佐治敬造(さじけいぞう)氏が、12版39度摺りを重ねました。京都の老舗版元 芸艸堂(うんそうどう)が秘蔵する、江戸後期に彫刻された版木で、特別に限定150部を制作した貴重な手摺(てず)り木版画です。
ご尊家の家格を高め、隆盛を招く、得がたい掛軸の名品。茶席を演出する茶掛(ちゃがけ)にも最適です。