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九谷焼

九谷焼

九谷美彩

 加賀百万石(かがひゃくまんごく)の城下町金沢。日本で最も工芸が盛んな町として知られ、なかでも九谷焼は日本伝統の焼物として海外からも大きな注目を集めています。平成27年、九谷焼は開窯360周年を迎えました。
その佳節を寿ぎ、現代九谷を牽引する総勢17名の巨匠にご協力いただき、高い審美眼をお持ちの皆様も納得の逸品を揃えてのご紹介です。美術的価値はもちろん、伝統の秘技や色彩美を心ゆくまでご堪能ください。

加賀百万石の栄華が生んだ九谷焼


 九谷焼の歴史は、江戸時代初期の明暦元年(1655)頃にさかのぼります。当時、この地で百万石の栄華を誇っていた加賀藩前田家。その支藩であった大聖寺藩の初代藩主・前田利治公が、金山の開発を行っている際に、磁器の原料となる良質な陶石を発見。これに目をつけた利治は九谷に窯を築き、後に色絵磁器の王者といわれる古九谷で一世を風靡(ふうび)します。しかし、そのわずか50年後、古九谷は歴史の表舞台から突如、姿を消してしまうのです。この理由はいまだ明らかではありません。
 

再興九谷とその発展 ― 赤絵・金襴手の登場 ―


 古九谷の廃絶後、約100年を経て再び九谷の地に窯煙があがります。加賀藩が当代随一の名匠であった青木木米を京都から招聘させ、金沢に春日山窯を開かせたのを皮切りに、文政七年(1824)大聖寺の豪商・豊田伝右衛門が私財を投げ打ち、古九谷の窯跡に再び窯を起こしました。これこそ、九谷焼中興の祖と謳われる吉田屋窯であり、古九谷を彷彿とさせる芸術性と品質で高い評価を獲得。この吉田屋窯を筆頭に、赤絵の宮本屋窯、金襴手の永楽窯など多くの窯が新技法を確立し、素晴らしい作風の九谷焼を生み出していきました。これらの窯元の九谷焼を「再興九谷」と呼び、今もなお絶大な人気を誇り、多くの人々から愛されています。
 

世界に羽ばたく近代九谷焼、そして現代へ


 明治時代になると、政府の産業振興により九谷焼の輸出産業が盛んになりました。絢爛豪華な九谷焼を海外へ数多く輸出し、万国博覧会に出陳されれば「ジャパンクタニ」と呼ばれその名を世界に轟かせたのです。
 現在、九谷焼は古九谷以来の魂を受け継ぎ、新しいものを吸収しながら進化を続けています。今回、人間国宝をはじめとした陶芸作家による、かつてない豪華共演を実現しました。普段は滅多に掲載できない方々にもご賛同いただいた特別な作品をお届けいたします。作家の数だけ作風がある九谷焼。それぞれの研ぎ澄まされた秘技を駆使して、制作された珠玉の芸術作品の数々―。貴方様の琴線に触れる作品がございましたら、ぜひお手元にて末長くご賞翫ください。

4件の商品が見つかりました
  • 高聰文 九谷焼色絵金襴手『雉香炉』

    高聰文 九谷焼色絵金襴手『雉香炉』

    ¥165,000

  • 九谷焼 招福猫『風神雷神』台座付

    九谷焼 招福猫『風神雷神』台座付

    ¥64,900

  • 人間国宝 吉田美統 『釉裏金彩富貴牡丹 花瓶』

    人間国宝 吉田美統 『釉裏金彩富貴牡丹 花瓶』

    ¥275,000

  • 内閣総理大臣表彰 三代三ツ井為吉『色絵松竹梅酒器セット』

    内閣総理大臣表彰 三代三ツ井為吉『色絵松竹梅酒器セット』

    ¥69,850

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