※手塚治虫は2021年にマンガ家デビュー75周年を迎えました。
漫画の礎を築き上げた手塚治虫。
日本が誇る偉大な漫画家を讃えて、手塚作品の大スターが
絵画になって登場!!
【百獣の王パンジャとあどけないレオの絆】
■『パンジャとレオ』は一九五〇年に連載開始された「ジャングル大帝」を版画化した傑作。日本で初めてテレビ用カラーアニメーションとなった作品として知られる本作は、初期の手塚作品の中でも名作中の名作として語り継がれ、今なお多くの人々を魅了しています。
■描かれているのは百獣の王として動物たちの頂点に君臨した白ライオン・パンジャとその息子であるレオ。鬱蒼と生い茂るジャングルを背景に、美しいたてがみをなびかせたパンジャの勇猛な姿は、厳しい大自然を生き抜いた勇姿を感じさせます。お父さんに寄り添って駆けるレオは、まだあどけなく愛らしさ満点。人間社会で暮らした後、ジャングルの王へと成長したレオの姿に感動を覚えた方も多いのではないでしょうか。
©?Tezuka Productions
■手塚作品の人気キャラクターが色鮮やかに描かれた本作は、まさに手塚治虫デビュー75周年を飾るにふさわしい傑作です。今なお人気を博す天才漫画家の作品であることに加え、手塚プロダクションのお墨付きを得た公式作品であるため、即日完売が予想されます。各限定10。
漫画の神様 手塚治虫 略歴
一九二八年、大阪府生まれ。
一九四六年、『マアチャンの日記帳』で漫画家デビュー。
一九四七年、初の単行本である『新宝島』を刊行。
一九五〇年、今回ご紹介する『ジャングル大帝』を連載開始。
一九五二年、『鉄腕アトム』の連載を開始する。
一九六三年、日本初のテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』放送開始。
一九六五年、日本初のカラーテレビアニメーション『ジャングル大帝』が放送開始。
一九六八年、手塚プロダクションを設立。
一九七〇年、『火の鳥』で第一回講談社出版文化賞児童まんが部門受賞。
一九七三年、『ブラック・ジャック』の連載を開始する。
一九八八年、漫画とアニメ界における多大な業績により朝日賞受賞。
一九八九年、逝去、享年60。勲三等瑞宝章受勲となる。