歴代天皇の御世を見守り続ける四季の花々を色鮮やかに着彩。
ご尊家の末長い繁栄と安寧を願って絹本に総手描きした傑作。
皇居を彩る吉祥花が、二重橋を包み込む華やかな風景
■いついかなる時も国民のことを思いながら、ご公務に勤しまれるお姿を目にする度、勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。この度ご紹介する『皇居四季花』は稀代の女流日本画家・鈴木優莉氏が自ら筆を執り、絹本肉筆で描き上げた傑作です。
■皇居の二重橋を包み込むように咲き誇るのが、歴代天皇の御世を見守り続ける四季の花々です。例えば、春は日本の象徴ともいうべき山桜、夏は皇后陛下のお印である赤紫の浜茄子、秋は皇居東御苑にしか存在しない黄色の鴎菊、冬はめでたき紅白梅など皇居を彩る吉祥花が鮮やかな色遣いで描写。花弁や葉の一枚一枚に濃淡をつけながら、鈴木氏の繊細な筆致で描き込みました。
一年を通じて、床の間を典雅に彩ります
■鈴木氏は「日本を象徴する二重橋に、四季の花々を重ねた本作は、万世一系の皇統が続いているように、ご尊家の繁栄と安寧が長く続くこと。ひいては日本の弥栄に繋がることを願って描きました」と語っています。お濠の穏やかな水面や優しい気候は、一年一年が平穏で豊かに過ごせることを願っているようです。
■本作は他ではお求めいただけない限定作品。今回は玄関やリビングに最適な「額装」と、太巻尺八横の高級仕立ての「軸装」をご用意。一枚一枚、手描きする貴重作品ながら、このお値打ち価格を実現した今こそご所蔵ください。
太巻尺八横掛軸 直筆箱書き入り太巻桐箱付き
二重橋の彼方には伏見櫓や満開に咲き誇る桜
春:?山桜 日本人の心であり象徴
?山躑躅(ヤマツツジ) 次々に吉兆を招く赤い瑞花
夏:?浜茄子 皇后陛下のお印 赤紫の花
?花菖蒲 気高く凛とした青い花
秋:?鴎菊(カモメギク) 皇居東御苑に咲く黄色の野菊
?紫式部 高貴な紫色が美しい
冬:?紅梅 めでたき象徴の縁起木
?白梅 春の訪れを告げる吉祥花
?蝋梅 金運隆盛に導く黄色い花
?万両 字面から金運を招く赤い実
華麗なる色彩の創造者 鈴木優莉(すずき ゆうり) 略歴
昭和43年岐阜県生まれ。花鳥図や古典意匠、人物画、動物画を得意としており、第5回前田青邨記念大賞において入選など、数々の賞歴を誇る。現在は墨彩会会員。女性らしい柔和な画風が話題を呼び、個展を開けば常に長蛇の列ができるほど。岐阜県の豊かな自然に囲まれ、創作活動に励んでいる。