宮家お買い上げの名誉に浴す老舗が上皇陛下の佳節を寿ぎ、
ようやく完成に漕ぎ着けた緑と淡い水色が絶世の大傑作!
仲睦まじい銀色の翼を広げる夫婦
■皇室がご贔屓とする伝統技が生み出した絶世の孔雀色は恍惚となるほど。深い緑色と淡い水色が織りなす色調は実に高貴で、上皇陛下の卒寿の御誕生日を寿ぐにふさわしい品格をたたえます。表面には黄金松が生い茂る雅な光景を優雅に舞う夫婦鶴。まばゆい銀色の翼を広げる様子は、まるで仲睦まじい上皇上皇后両陛下のようです。
■この度ご案内する彫金花器『吉祥夫婦鶴』は高岡銅器の名門・正晴堂が上皇陛下の御事績に報恩謝徳し、威信を賭けて謹製した高さ26・5㎝にも及ぶ堂々たる記念作品です。正晴堂といえば、昭和天皇に天覧献上、香淳皇后のお買い上げを賜った昭和2年創業の老舗として世界的名声を博しています。
■四代目正晴氏が総指揮を執った本作は加賀百万石の美意識の結晶。金銀彩を差し鍍金した上で、鏡面仕上げを施した絢爛たる夫婦鶴の輝きをご覧ください。翼の羽根一枚一枚から黄金の嘴、愛を囁き合う表情まで細やかに表現。針のように細やかな葉を生い茂らせる長寿松は瑞々しい生命力を発散し、陛下のさらなるご健勝を願っているようです。
■孔雀の翼を彷彿させる味わい深い表面に輝く堂々たる菊紋は実に神々しく、ここに彫金芸術の神髄というべき傑作が誕生しました。お飾りいただけば、平和と繁栄を願い続ける陛下の大御心をいつまでも感じ取っていただけることと存じます。名門が来る佳節のために制作した東京書芸館オリジナル作品をお飾りいただき、上皇陛下に見守られる御代の発展隆盛と安寧無事をご祈願ください。制作に長時間を要すため限定10。ご希望の方はなるべくお早めにお申し込みください。
皇室献上の名門 高岡銅器
正晴堂 昭和2年、初代・竹中正晴氏が富山県高岡にて銅器加工店を開業したのが始まり。現在は四代目に至る。一貫して伝統的工芸品の高岡銅器の制作に携わり、閑院宮家御下命品の謹製をはじめ、昭和天皇に作品を天覧献上、香淳皇后よりお買い上げを賜るという栄誉に浴す。開業以来、多くの展覧会において入賞を重ねるとともに、業界発展の功績を評価され、通商産業省生活産業局長賞受賞、通商産業大臣表彰を受けるなど、高い評価を獲得している。日本を代表する名門である。