そっと合掌するお地蔵様の愛らしい造形
■雨の日も風の日も、私たちを優しげな眼差しで見守ってくださるお地蔵様。『夢叶え福耳地蔵』は中国工芸美術師・葉小鵬氏が銘木檜を彫り上げた傑作です。
蓮華座の上で、合掌する姿は愛らしく、金運を呼ぶといわれる大きな福耳や、凛々しいご尊顔は実に写実的。金彩美しい袈裟の襞は質感を伝えるほど細やかです。
■底面には祈念紙を収蔵する「夢叶え筒」をあしらいました。願い事をしたため、お納めください。きっと多大な福徳が舞い込むことでしょう。
合掌手の天然水晶の念珠は普段は吉祥腕輪としてご愛用いただけます。拝するほどに愛着が湧くご尊像を末長くご所蔵ください。
宝珠(ほうじゅ)
数々の御仏が御手に持つ満願成就の象徴。無限の福徳を授け、一切の邪を払うといわれています。
六瓢(むびょう)
六つの瓢箪が青々と実る様子はその読み方から「無病」を意味し、健康長寿を授けるといわれます。
稲穂(いなほ)
五穀豊穣、万年豊作の象徴。
しなるほど豊かに実った稲穂は神仏への供え物としても有名です。
提灯(ちょうちん)
提灯の灯りは足元の安全を確保し、行く先を明るく照らすことから、先見の明を授けるといわれます。
打ち出の小槌(うちでのこづち)
大黒天の代名詞として知られる法具。
振れば望むものが飛び出し、意中の願いが成就するといわれています。
釣竿(つりざお)
大きな鯛を釣り上げる恵比寿の持物であり、巨大な吉運をもたらす縁起物として尊ばれています。
南天(なんてん)
その読み方から難が転じると信じられており、古くから病気や災厄を除けるといわれています。