天下人が所持した名刀を手にする喜びは格別です。
■信長らしい金色の華やかな拵、堂々たる太刀
■織田信長が駆け巡っていた激動の時代を偲ばせるような名刀を写しました。現在は国宝として東京国立博物館が所蔵している歴史的名刀。昭和14年に買い上げられた際、現在の価値でいうところの約一億二千万円という異例の金額が提示され、世間の話題をさらったといいます。その名刀を、日本屈指の刀装師である二代隅田光陽氏が見事に再現したのが、『信長大般若長光』です。
■「大般若長光」は、鎌倉時代の備前長船派の刀工・長光の代表作として知られる豪壮華麗な名刀。室町幕府十三代将軍・足利義輝に献上され、後に信長の手に渡ります。信長は姉川の戦いで奮戦した徳川家康にこれを授け、江戸時代には武蔵国忍藩の松平家が所持していました。
織田木瓜の家紋が輝く、信長らしい豪華な拵を誂えました!
■戦国時代の天正年間に刊行された刀剣の指南書「諸国鍛冶代付之事」によると、日本刀の代名詞ともいえる「正宗」の五十貫という値付けに対し、長光には六百貫という驚異的な高い価値が置かれていたとのこと。この値が玄奘三蔵の教義を記した「大般若経」の巻数六百巻と同じことから「大般若長光」と呼ばれるようになったのです。長光が歴史に残る名刀の証だと言えるでしょう。
黄金に輝く鍔は彫りも細かく圧巻です!
一本樋入・大丁子乱の刀身。
切先まで隙のない端麗な造形
■本作は総寸105cmもの堂々たる風格。鮮烈に輝く刀身は、猪首切先で腰反りが高く実に豪壮。華やかで力強い刃文など見どころが満載です。金色をふんだんにあしらった豪奢な装飾は、まさに「傾奇者」の信長にふさわしい拵で、黒呂塗りの鞘には織田木瓜の家紋が鮮やかに浮かび上がります。隅田氏が渾身の想いを込めて一振り一振り作り上げた傑作。美術刀剣のため、所有の手続きは不要で安心してお求めいただけます。ぜひこの機会にご愛蔵ください。
格調高さを引き立てる刀掛け台を無料進呈!!
所有のための登録は不要です! 本作は鑑賞を目的とする模造刀で、刃がついておりません。すぐにお飾りいただくことができます。
刀袋付き
※刀袋の色・柄・房が異なる場合がございます。ご了承ください。
二代 隅田光陽 略歴
一九五七年岐阜県関市生まれ。日本刀五箇伝の一、岐阜県関市で半世紀に渡り刀装師一筋で活躍。刀の研ぎ師だった初代よりその技を伝授され、関の孫六や相州五郎正宗などの刃文の写しを得意とする。実践重視の居合刀から陣太刀の美術刀剣まで幅広い拵を手掛け、数々の名品を送り出している。