その典雅さ、重厚感に息を呑む、輪島塗の碁盤。
豪奢さ極まる意匠を尽くした、限定1点のみの特別頒布品。
家宝に相応しい伝統工芸の粋
■本作『輪島塗螺鈿蒔絵碁盤』は、厳選された国産桧葉を柾目取りし、6寸(18)もの贅沢な厚さに仕上げた銘盤です。これだけでも価値ある碁盤の側面に、伝統の輪島塗で金色の蒔絵と螺鈿細工を施した、逸品中の逸品をご紹介します。
側面を埋め尽くす豪華な意匠
金粉を贅沢に用いた蒔絵装飾
■囲碁は、平安時代に貴族や高僧の間で広く親しまれ、「枕草子」や「源氏物語」などにも、その記述がしばしば登場するほど。一目置く・布石・大局観などの囲碁用語は、日本語の慣用句として暮らしに溶け込んでいます。
■耐久性に優れ、緻密で美しい木目をもつ桧葉材は、中尊寺金堂や伊勢神宮の式年遷宮にも用いられてきた、貴重な高級天然木です。本作は、良質な国産桧葉材を、熟練職人が柾目取りをした高級仕様。柾目取りとは、碁盤の木取りの一種で、盤面の木目の間隔がまっすぐ揃って美しく、打ち味にも優れています。
■側面の豪奢な装飾は、日本を代表する伝統工芸のひとつ、輪島塗。美しさと丈夫さを兼ね備えた輪島塗は、今では高級漆器として世界で人気を集めています。
幹に優美な螺鈿細工があしらわれた松に波紋様、古民家、遠くには山並みを写した蒔絵は、一幅の絵画のような風雅な仕上がり。歴史ある輪島塗の中でも、一、二を争う老舗の蒔絵師が、金粉を惜しげもなく用い、丹念に装飾を施した見事な出来映えは、まさに目を見張るばかり。大切に保管する桐覆い付き
伝統の太刀目盛りで引かれた漆線
■これほどすべてにこだわり抜いた最高級の碁盤をお届けできるのは、おそらく今回限り。美術工芸品としても真に価値ある一点物ですので、お早めのお申し込みをおすすめいたします。