風情あるレトロな列車、ふるさとを思わせる懐かしい街並み――。
雄大な山も自然豊かな川も、鉄道ジオラマ作家が手作業で作り込んだ、
芸術品ともいうべき最高峰の鉄道模型をお届けいたします。
幅90×奥行60cmの大スケール!!
■都会の喧騒から離れて、長い長いトンネルを抜けると、そこは緑豊かな田舎の風景。鉄橋を渡り、駅のホームに降り立つと、どこか懐かしい街並みが出迎えてくれます。国鉄時代のレトロな車体をガタゴト揺らして、美しい山間の街まで運んでくれたのは、飯田線クハ119系です。生まれ故郷に帰ったような郷愁の念を感じずにはいられない、鉄道ジオラマの大傑作をご紹介いたします。
■『想い出鉄道〜山間の街〜』は、博物館やテレビ番組用の模型制作に携わる鉄道ジオラマ作家・清水弘康氏が一点一点、作り上げる大スケールの鉄道芸術です。組み上げる必要のない完成模型となりますので、すぐにNゲージの車両を走らせてお楽しみいただけます。まずは、日本屈指の鉄道ジオラマ作家が生む驚愕の技をご覧ください。例えば、駅のホームの看板、架線や踏切の一つ一つ。駅前広場には丸型の郵便ポスト、昭和風情漂う店舗や映画館。一方で電波塔などは近代的で、新旧の要素が見事に溶け合っています。
■そして、特筆すべきなのは雄大な山々と自然豊かな川でしょう。田舎町を優しく抱くような山は高さがあり、迫力満点です。また、ジオラマ造りで最高難度といわれる川も必見。青の濃淡や水面の揺らめきが見事に再現されており、せせらぎの音まで聞こえてくるようです。幅90?という限られたスペースに、これほどの造形を注ぎ込めるのは、まさしくプロの技。ぜひ思い思いに鉄道ジオラマ模型の最高峰をお楽しみいただきたく存じます。
運転手の気分に浸れる本格的な操作感覚!お手持ちのNゲージも走行可能です
■もちろん実際に列車を走らせる喜びも格別です。まずはコントローラーを本体につなぎ、電源をオン。ダイヤルで速度を徐々に上げていけば、ホームから出発し、駅を離れてスピードを増すあの感覚をご堪能いただけます。ディレクションスイッチによる前後進の切り替えも可能。線路は楕円形となっており、付属の車両だけでなく、お手持ちのNゲージも走らせることができます。運転手になったような気分を心おきなく味わいください。
鉄道ジオラマ作家との綿密な打ち合わせで完成した、他では買えないオリジナル作品
■本作は他ではお求めいただけない東京書芸館オリジナル作品。作者との入念な打ち合わせを経て、細部までこだわり制作した、博物館級の鉄道ジオラマです。愛好家も思わずうなる圧巻の完成度で、風情ある街並みに新たな背景や車両を加えたくなるような本格仕様。幅90×奥行60cmもの存在感で鉄道ファンはもちろんのこと、お子様やお孫様も大興奮するに違いありません。インテリアとしてお飾りいただけるほか、列車を走らせた分だけ愛着が増していくことでしょう。眺めるだけでも鉄道ロマンや旅情にあふれ、故郷に帰ったような気分に浸れる、鉄道模型の最高峰を末長くご愛蔵ください。限定20。
日本随一の鉄道ジオラマ作家 清水弘康
1969年、長野県生まれ。幼い頃から模型やジオラマ作りに没頭し、2003年よりコレクターズショップサザンを経営。ゲージなど幅広く鉄道模型を取り扱い、鉄道愛好家が全国から集う。現在はその経営のかたわら、有名企業や個人向けの鉄道ジオラマレイアウトを制作。青梅の赤塚不二夫記念館、都電荒川線の三ノ輪橋おもいで館、国宝松本城のジオラマ制作などに携わる。このほか東京都庁・長野県庁の海外向け鉄道番組にも制作協力。一点一点、手作りするこだわりの造形で高く評価される日本が誇る随一の鉄道ジオラマ作家である。
セット内容
・鉄道模型レイアウト
・アクリルケース
・展示台座
・Nゲージ車輌
・コントローラー
・リレーラー
レールに車両を乗せる時は線路の直線部に、リレーラーを置き、車両をゆっくり滑らせることで、簡単に乗せることができます
・飯田線(クハ119系)
愛知県から静岡県、長野県の険しい山岳地帯を進み、豊橋駅から辰野駅までを結ぶ路線。各駅は開通当時の集落ごとに設けられ、今では秘境駅が多くなっていることから、鉄道ファンや旅行客より親しまれています。また、JR全線で最も急勾配である赤木駅〜沢渡駅間も人気があります。
本作の列車は飯田線クハ119系で、昭和58年(1983年)より運転を開始した国鉄カラーの青に白いラインが印象的です。2012年春に惜しまれつつ引退となり、すでに運行は終了。現在では目にすることができなくなりました。