無上の輝きが踊る名碗
漆黒の地に銀河のごとく煌めく無数の斑紋が、えも言われぬ美しさを醸します。
釉薬と炎の絶妙な加減が出会うことで偶然生まれる、唯一無二の輝きと色彩は絶世というほかありません。
産地である中国福建省の建窯で焼かれたものは「建盞」と呼ばれ、時の権力者から珍重されました。
■素材:陶磁器■寸法:高さ6.9×最大径12.8、重さ252g■箱書き入り桐箱、帛紗つき
漆黒と飴釉が織り成す名品
海亀の一種・タイマイの甲羅(鼈甲)を想起 させる漆黒と飴色が溶け合う見事な色彩。この景色は、一度かけた釉薬を無 作為に取り去ることで奇跡的に生まれます。中国南宋時代の吉州窯で造ら れたものは「玳皮盞」「鼈盞」の異名を取り、長寿と幸福を願う亀として見立てられまし た。
■素材:陶磁器■寸法:高さ6.9×最大径12.7、重さ248g■箱書き入り桐箱、帛紗つき
和物天目の代表格
茶碗の内外に開いた菊花。褐色釉の上に縞模様が溶け込んで生まれる景色は格別の味わいがあります。菊花天目は日本で天目茶碗を製作しようと瀬戸地方の職人が挑み完成させた瀬戸天目の一種。中国の天目とは異なり、落ち着きのある風合いを呈し、日本独自のものに昇華させています。
■素材:陶磁器■寸法:高さ6.9×最大径12.9、重さ222g■箱書き入り桐箱、帛紗つき
一国一城の価値が置かれた天目茶碗。
日本の貴重な文化遺産をコレクションに加え、
三種揃えて愛でる喜びは格別です !
日本の貴重な文化遺産をコレクションに加え、
三種揃えて愛でる喜びは格別です !
天目釉の妙技を尽くした名碗
■これほど人の心を揺さぶり、収集欲をかき立てる茶碗は他にありません。古来、茶人や大名が好んで収集し、一国一城の価値をつけた天目茶碗。鼈口と呼ばれる二段の口造り、低い高台の「天目形」という洗練された器姿が特徴的です。日本には国宝・重要文化財に指定される天目が多く、貴重な文化遺産となっています。
いずれも、帛紗、作者箱書き入り桐箱つき
■本作を作陶したのは京都屈指の陶芸家・桶谷定一氏。日展を中心に展覧会に出品し、受賞歴を重ねた名匠です。独自に開発した天目釉に定評があり、覆輪には銀釉を巡らすことで、天目を引き締め、凛とした風格に仕上げました。『油滴天目』『鼈甲天目』『菊花天目』からお選びいただけるほか、今回は『天目三種揃え』をお求めいただけば「黒檀調二段飾り棚」を無料進呈。伝統が紡いだ技と美意識が生んだ名碗をお手に取って五感でお楽しみください。
お部屋の雰囲気を一変させる飾り棚
天目を置くだけで博物館のよう。三大天目を風雅にお飾りいただける「黒檀調二段飾り棚」を、『天目三種揃え』をお求めいただいた方にもれなく無料進呈。床の間の「違い棚」を思わせる格式高さを醸し出し、天目の魅力を格段に引き立てます。
本作にはもちろんのこと、ぜひお手持ちの茶碗や香合などにもお役立てください。
■素材:木製■寸法:高さ28.2×幅53×奥行20