無数のきらめきは宇宙に踊る星々のよう―。
縁に本銀覆輪を巡らすことで、黒釉の美しさを
際立てています
銀河のように美しい無数の斑紋が広がります
天目茶碗の美と技を追求する名匠が、
研究を重ねた末にたどり着いた無上の輝き。
研究を重ねた末にたどり着いた無上の輝き。
漆黒に輝く銀の斑紋は千変万化
御物(ごもつ)袋と塗箱に納めてお届けいたします
作者銘入り
■なんと幻想的な輝きなのでしょう。漆黒の地に銀河のごとく煌めく無数の銀斑が、えも言われぬ美しさを醸し出す『油滴天目茶碗』。幽玄の美に誘われるかのような景色に魅了され、思わず見入ってしまう逸品です。
■かつて織田信長や豊臣秀吉公らが無上の価値を置いた天目茶碗。「茶碗といえば天目」といわれるほど格式高く、権力を象徴する至宝として珍重されてきました。
特に油滴天目は、斑紋が水に浮かぶ油の滴のように見えることから名付けられた天下の名碗。その制作は困難を極め、名匠のみが成し得る釉薬(ゆうやく)の妙技と炎が出会うことで偶然生まれます。肌に表れた色と輝きは唯一無二。「奇跡の芸術」と呼ばれる所以がここにあります。
本作を格調高くお飾りいただける 本漆塗りの天目台。
■作者の田中万祥氏は京焼の茶器作家・通次阿山氏に師事した後、独立して開窯。研鑽を重ねた独自の製法により、次々と素晴らしい発色の天目を世に送り出してきました。そのこだわりは油滴の色艶だけに留まらず、覆輪には更なる格式を添える純銀を贅沢に使用。
国宝と同じ「天目形」と称される器姿はすり鉢型とし、鼈口(すっぽんぐち)と呼ばれる二段の口造り、低く小さい高台まで見事に形づくられています。
■眺める角度によって刻々と変化する輝きに心奪われる本作。
今回は『真塗天目台』を別売にてご用意しました。お茶席や大切なお客様へのおもてなしにも最適です。お手に取って手中に広がる大宇宙を愛でる喜びはひとしお。ぜひ貴方様のコレクションの一つにお加えいただき、末長くご愛蔵ください。