深い精神性を宿す護法の善神
表情豊かな三面の造形
■太陽神(たいようしん)の神々(こうごう)しい異名に反し、正面のご尊顔は少年のよう。憂いある表情は見る者の心を引きつけてやみません。天平(てん ぴょう)の美少年の愛称で親しまれ、日本随一の名刹に祀られる国宝「阿修羅」。お釈迦様に導かれ、護法善神(ごほうぜんしん)へ転生した戦闘神は強力な法 力で貴方様をお守りくださいます。
■本作を純金に象ったのは、仏教彫刻界の重鎮、サヤン・ワンラット氏。王室御用達の芸術品を多数手掛ける巨匠の作品は深い精神性を宿し、絶大な評価を獲得しています。
■目を見張らせるのは三面の表現です。左顔は護法の決意を露にし、右顔にたずさえるのは懺悔(ざんげ) の悲しみ。思いつめたように眉を寄せる正面のご尊顔には、過去と現在の間で揺れる内面が表現されています。これほど複雑な精神世界を6mmほどの頭部に表 現できるのは、稀代の大仏師を置いてほかにいません。もちろん、御身の造形も驚嘆するばかりで、太陽のように輝く三面六臂のお姿は華麗という言葉がよく似 合います。第一手は平穏守護(へいおんしゅご)を祈願、第二手は貴方様の心願成就(しんがんじょうじゅ)を後押し。第三の合掌手(がっしょうしゅ)は一切 の邪をお払いくださいます。
■これから所蔵価値の上昇が見込める純金芸術を稀なる好機にご所蔵ください。
厨子底面に作者銘入り。桐箱入り。
24金を証する刻印入り