陶器と水、光と音の調和が生み出す芸術品
■日本庭園を風流に彩り、手を清めるために置かれる「つくばい」。信楽(しがらき)の景勝地(けいしょうち)をその名に持つ『鶏鳴(けいめい)』は心から くつろげる空間づくりに励む山谷壱彦(やまたにいちひこ)氏が手掛けた信楽焼(しがらきやき)の滝型(たきがた)つくばい。氏が魅せられた信楽焼ならでは の品格あふれる土肌、自然釉(しぜんゆう)が生み出す趣は侘(わ)び寂(さ)びを感じさせ、険しい岩肌を伝って流れ落ちるような水の様子は深山(みやま) の滝を彷彿させます。
■本作の風情(ふぜい)を際立たせるのは、流れる水に淡く揺らめく光。滝壺に落ちる水が響かせる優しい音は心に潤いをもたらします。これぞ陶器と水、光と 音の調和が生み出す芸術品。床を濡らすことなくご使用いただけるため、水を張ってコンセントを差し込めば、つくばいの醍醐味を安心してお部屋でご堪能いた だけます。
■自然と心落ち着く風を感じることができる逸品。玄関や上がり框、オフィス・店舗のエントランスにお飾りいただけば、ご訪問なさるお客様もお喜びくださる でしょう。雰囲気を高める竹製の「渡(わた)し竹(たけ)」「ひしゃく」つき。ぜひ目と耳で古来、日本人が愛し続ける侘びた風情をご堪能ください。