慶事の席にふさわしい、開運祈念に吉祥画。
純白に五色が華麗な喘鳥「鳳凰」を朱色に輝く「旭日」。
「花鳥画の金字塔」と絶賛される若冲の名作を
ボストン美術館認可のもと復刻した。価値ある正規製品。
皇室も秘蔵する伊藤若冲
力強さと緻密さを兼ね揃えた見事な
表現力
■鮮やかな朱色に輝く旭日(あさひ)を背に、おごそかに舞う気高き鳳凰。羽には緑・青・黄・赤…のうるわしい彩り。典雅になびく白い尾の和毛(にこげ)には陽光が朱く透けて、目にも華麗でつややかな彩色美です。 古(いにしえ)より吉祥のしるしと尊ばれてきた旭日と鳳凰。名作『日出鳳凰図』は、慶祝の席にこそふさわしい掛軸です。
■作者は、花鳥画の偉才と称えられ、『動植綵絵(どうしょくさいえ)』30点が「皇室コレクション」として秘蔵される巨匠 伊藤若冲。文化庁や京都国立博物館が所蔵する若冲の作品は《花鳥画の金字塔》と絶賛され、海外の評価も高く、多くが世界の収集家の愛蔵品。特に本作品は米国ボストン美術館が所蔵する傑作です。
■若冲は享保元年に京都錦小路(にしきこうじ)の商家に生まれ、家業の傍ら、狩野(かのう)派や琳(りん)派、中国の宋や明の名画に学び、独自の境地を開拓しました。「写実」に目ざめた若冲は、自然の観察に力をいれ、自宅の庭に数十羽の鶏を飼って何年も写生に没頭したという逸話があるほど。だからこそ若冲が描く鳥は、他の画家の追随(ついずい)を許しません。
■本作品は中央に日の出と鳳凰を大胆に配した構図。独創的な「装飾花鳥画」によって写実をきわめた若冲。幻想的ながら、強い生命感にあふれる描写が、想像上の瑞鳥「鳳凰」にふさわしい夢のような世界をつくりだします。
旭日の鳳凰、至高の吉祥画
■赤い鶏冠(とさか)と嘴(くちばし)、黒の隈取(くまど)り。頭部の緑の羽をなびかせ、毅然と一点をみつめる鳳凰。緻密に重なりあう複雑な模様の羽は朱、青、緑と華麗に彩られ、羽の質感を描き分けるほどに克明。尾の羽は純白に青や緑の濃淡で一枚一枚を丹念に描きこみ、やわらかに広がります。そして胸元に揺れる真紅の飾り、すらりと伸びた脚…。天空を飛翔する鳳凰と日の出の勢いが、大いなる瑞兆を祈念。まさに、喜びの席を飾り、ご尊家の開運を願う吉祥画です。
■所蔵元のボストン美術館の正式認可のもと複製が実現。特製絹本に高級美術製版で、鮮やかな彩色や筆致も忠実に再現。特別許可証明印入りの証書つき。
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