葉小鵬　黄楊総手彫り『裸弁財天』純金箔 ダイヤモンド 針水晶

■今回はご尊像をお納めいただくため、内側に純金箔貼りを施した格別の価値を持つ別売『高級丸厨子』をご用意しました。色は朱と黒の2種類からお選びいただけ、既にご所蔵のご尊像もお納めいただけます。魅惑の弁財天様を普段は大切に収蔵し、ご鑑賞なさりたい時にご開帳すれば喜びはひとしおです。本作は東京書芸館オリジナル作品で、他社様では絶対にお求めいただけません。皆様の金運隆盛を願う「針水晶宝珠」と、格調高くお祀りいただける「高級黒塗り台座」を無料進呈。ぜひこの機会に七福神の艶姫をお求めになり、無限のご利益と絶世の容姿を愛でる喜びをご享受(きょうじゅ)ください。箱書き入り桐箱つき。

1973年生まれ。中国・楽清の地で200年以上続く木彫名門一族の六代目にあたる。清代に名声を博した初代は楽清黄楊木彫の誕生に大きく寄与し た葉承栄氏。寺の境内で仏像を彫り上げる老人の手技に魅せられ、その手ほどきで創作を始めたことが華麗なる葉一族の起源である。浮き彫りや金箔貼りなど、承栄氏の秘技は代々受け継がれ、小鵬氏の祖父に当たる四代目・葉潤周氏は世界的評価を獲得する。中国国家級工芸美術大師という最高の肩書を拝し、周恩来元 首相の目にとまった作品はカナダ大統領に贈呈される栄誉にも浴したのである。

　小鵬氏はこの世界的評価を受けた四代目から直々に一 子相伝の技を継承したサラブレッドである。幼少から木彫に慣れ親しみ、中国美術学院を卒業すると、若くして日本の伝統工芸士に相当する中国工芸美術師と、浙江省工芸美術大師に認定されるという快挙を達成。伝統と格式の彫技に、中国美術学院で学んだ現代的な感覚を持ち込んだ作風は国内のみならず、世界各国で 多大なる名声を獲得。特に女性を彫刻した作品に定評があり、「滑らかな曲線とつややかな柔肌を表現させたら、右に出る者はいない」とまで絶賛されている。