平安王朝の貴族が、心の安らぎを求め、祈りを捧げた阿弥陀三尊。
日本仏教美術を代表する「国宝仏」を、現代の名匠が丹念に総手彫り。
輝かしい金剛石(ダイヤモンド)を華麗な純金箔で、荘厳に彩りました。
三尊をそろえて、堂々とお祀りいただける、初めての復刻作品です。
日々の安らぎと至福を導く阿弥陀三尊
心休まる、清らかな御顔。
輝く白毫はダイヤモンド
■ふくよかなご尊顔のなんと清らかなこと。限りない優しさが満ちあふれ、拝するほどに心が癒されます。深い 慈愛で私たちを見守る、切れ長の眼差し。額の白毫は、高貴に輝く金剛石(ダイヤモンド)。御手は衆生を浄土に導く来迎印で、右手を掲げて苦悩を祓い、膝上 の左手で福徳を授けます。
■本作品は、古より人々が心の救いを求めた、京都三千院のご本尊である国宝『阿弥陀三尊』。健康長寿や一族繁栄、極楽往生など、ご利益のすべてを叶える救済仏として、篤く信仰されています。
■阿弥陀如来は極楽浄土の主であり、衆生を一人残らず救うと誓った御仏。私たち日本人は、苦しい時に思わず「なむあみだぶつ(阿弥陀仏を信じれば悩みが消え、満願が成就する)」と唱えるように、阿弥陀如来を最も身近に敬ってきました。
そして、阿弥陀三尊形式は、古代インドで曼荼羅図の元祖とされた、最も基本的なお祀りの作法。阿弥陀如来は一尊だけで祀るのではなく、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩を脇侍とすることで、本来のお力を強く発揮されるのです。
至高の救済仏である国宝を、華麗に復刻
天衣の優美な吉祥文
■慈悲深い広大な御心で、私達のすべてをやさしく包み込んでくださる阿弥陀三尊。その中でも、三千院の国宝『阿弥陀三尊』は、幸福への願いを最も印象的に表した仏像として知られています。御仏の方から私達へ語りかけてくださる慈愛を、一番深く感じさせるご尊像なのです。
■両脇侍とも、他の仏像には見られない、日本古来の正座「大和座り」の姿勢。前屈みになり、より衆生に近づく御仏の慈愛を表します。観音菩薩は、阿弥陀如来の慈悲の化身であり、33ものお姿に変化し、最適な手段で貴方様の悩みを祓い、心身の健康を授ける御仏。勢至菩薩は、阿弥陀如来の知恵の化身であり、知恵光で世界をあまねく照らし、貴方様の望みを叶える術を見つけだす御仏です。
■三尊の天衣の文様や襞、光背、蓮華座などは、純金仕上げ。経典「仏説阿弥陀経」では、阿弥陀如来は黄金の光明を放つとされます。すなわち、純金が華麗に輝く本作品『阿弥陀三尊』こそは、仏教の教えどおりにお造りしたご本尊なのです。
現代の名匠が貴方の至福を願い、総手彫り
観音菩薩の持つ蓮台は衆生の
魂の安らぎの場
■作者は高級美術師で、木彫の名門「葉家」六代目の葉小鵬(ようしょうほう)氏。一子相伝の伝統技と、天賦の才を自在に操る、仏教彫刻界の俊英です。
■葉氏は国宝『如意輪観音(にょいりんかんのん』を弊社から発表するなど、多くの名像を手掛けてきました。今回、葉氏が追い求めたのが、現代に最もふさわしい「究極の救済と慈悲の御仏」。そして、ついにたどり着いたのが、この国宝『阿弥陀三尊』でした。
■木肌の美しい、貴重な黄楊の天然木を用いて、一点一点、丹念に総手彫り。三尊それぞれの性 格を表現し分ける、驚きの木彫技です。印を結んだたおやかな御 指、仏髪の一巻き一巻き、幾重にも曲線をかさねる天衣まで、精緻を尽くした見事さ。
特に、衆生の魂を乗せた蓮台を優しく見つめる観音菩薩は、今にも私達に 語りかけるかのよう。蓮華座は花弁が一枚一枚薄く削りあげられ、しかも、阿弥陀仏の光背は目にも華麗な透し彫り。さらに、先祖供養の十三仏を、驚きの細か さで一尊一尊彫り分けた、まさに木彫芸術の極みです。
東京書芸館の限定作品。お得な三尊揃い
三尊を揃えてお迎えいただける、
稀なる好機です
■純金の絢爛たる輝きに満ちた国宝『阿弥陀三尊』は、東京書芸館だけの特別作品。他では一切入手できません。ご家族の幸福を祈る守護仏、家宝として代々受け継ぐべき美術工芸品です。
■三尊をお揃えになることで、守護仏としての威厳はいっそう高まり、仏教美術品としての価値も格別に。極楽浄土から降臨したお姿に、今までにない心の安息を実感いただけます。
■さらに、三尊を揃えてお求めいただけば、一尊ずつお求めの場合に比べ、なんと合計で2万2千円割引となる特別価格でご提供します。阿弥陀如来を一尊だけご愛蔵の方も、この好機に脇侍を揃え、正しい作法でお祀りください。三尊がさらなるご利益をお授けくださいます。
■三尊を一度に格調高く祀れる『三尊専用アクリルケース』を別売でご用意。一般では手に入らない、大型の特注品(約高さ39×幅52×奥行32cm)です。作者銘入り。箱書入り桐箱つき。
作者銘入り
名門葉家の技を引き継ぐ俊英 葉小鵬 氏
1973年生まれ。名匠葉潤周氏を輩出した、百年以上の歴史を持つ中国木彫芸術界の名門「葉家」六代目。父や祖父の影響を受け幼い頃より彫刻芸術の英才教育を受ける。中国美術学院を卒業後、葉家の後継者として才能を発揮。伝統の技を駆使し、数々の作品を創作。
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