サヤン　純金『懐中阿弥陀三尊』

■本作品の阿弥陀如来は身の丈約3.4cmと、掌に納まる大きさ。心の平安を授ける施無畏印を掲げた左手と、あらゆる福徳を叶える与願印を示す右手。貴方様の幸福と安息を一心に祈る来迎仏のお姿です。

ご尊顔も実に穏やかで、全てを見通す半眼でお見守りくださいます。光明の源である額の白毫、優雅な天衣の襞一つ一つに至るまで、どこを見ても繊細を極めた造型に驚嘆します。しかも天衣の襞はなんと、まばゆく光り輝く鏡面仕上げ。慈愛に満ちた純金の無量光が心に沁み渡り、あらゆる苦悩を溶かし去ります。　

■原型を手掛けたのはタイ王室御用達の大仏師 サヤン・ワンラット師。タイ美術界の大御所であり、日本の人間国宝に当たる巨匠です。
ここまで精密な彫技は、まさに、伝統を受け継ぐ大仏師にしかできません。

■さらに驚くべきは、厨子の内側に見事に浮彫りした観音菩薩と勢至菩薩。観音菩薩は33ものお姿に変化し、最も効果的な方法で貴方の悩みを祓う御仏。心身健康を授ける、阿弥陀さまの慈悲を表わす化身です。 
勢至菩薩は知恵の光で世界をあまねく照らし、貴方の望みを叶える術を見つけだす御仏。明瞭な知性と富貴隆盛を授ける、阿弥陀さまの知恵を表わす化身です。

■ この二尊は、京都の名刹 常照皇寺の重要文化財であるご尊像に想を得て謹刻。造型が極めて難しい曲面に、克明かつ立体的に浮彫りする驚きの技。阿弥陀さまを先導し、来迎雲に乗って 降臨された、向かって右の観音菩薩と左の勢至菩薩。やや前屈みに私たちを見守る様子に、御仏の救済力が深く感じられます。

■本作品『純金 懐中阿弥陀三尊』は、未開蓮華のお厨子に納まる、かつてない懐中三尊仏。厨子に50cmチェーンを通せば胸元を彩るペンダントに。また、正絹組紐をつければ根付としてもご愛用いただけます。

■厨子を開き、阿弥陀さまを安置すれば、観音菩薩、勢至菩薩を従えた《阿弥陀三尊》に。そのまま貴家のご本尊として仏壇やお好きな場所にお祀りください。 

阿弥陀さまを専用の専用袋に納めれば、誰にも知られずに持てる貴方だけの守護仏に。実に小さな御仏ですので、いつでも身近に御仏の慈愛を感じられます。 

■ご尊像に「純金」印入り。厨子に作者銘入り。最高位の大仏師による『純金 懐中阿弥陀三尊』は、東京書芸館の限定作品。この機を逃さず、ご功徳に満ちた得難い念持仏をお求めください。