幾層もの年輪が浮かぶ長寿木に刻まれた「佛」の文字と256字の仏教の真理。
家格を高める黄金大彫刻 !
■ 純金箔まばゆい流麗な「佛(ほとけ)」の文字と仏教の真理を集約した256字。『金色般若心経』は呉世勇氏が三蔵法師玄奘(さんぞんほうしげんじょう)没後1350年に哀悼(あいとう)の意を込め、伝説の名 僧が命がけで持ち帰り、薬師寺に伝えた経典を黄金楠に彫り上げた前代未聞の仏教彫刻です。剛胆にして緻密を極める彫りは玄奘の精神を彷彿させます。
■氏は寺院にも作品が収蔵されるほど高い評価を獲得する人物。
「玄奘に自らを重ね合わせ、作品と対峙(たいじ)した。完成までの道程はその旅路のようであった」―。
本作は魂を込め、一字一字、墨書した上で謹刻。さらに彫り上げた文字の上に純金箔を貼るという絢爛(けんらん)たる演出を施しました。その荘厳さは名刹の石碑(せきひ)さながら。神々しく輝く般若心経は貴家の魔除けとなり、ご尊家をお守りくださることでしょう。
■素材の黄金楠は成木(せいぼく)に50年以上を要し、時とともに金色を増す銘木。長寿木ならではの幾層(いくそう)もの年輪、無骨(ぶこつ)な巨樹の根元や幹などを用いた台座の存在感は圧倒 的です。大屋敷の広間や床の間、玄関はもちろん、寺院のお堂にもふさわしい堂々たる黄金の大経典をお祀りいただき、深遠な教えを心にお刻みください。
一筆一筆、墨書し、謹刻。その上に贅沢な純金箔貼り
※写真はイメージです。
民間藝術作品賞作家 呉世勇
1971年、中国福建省生まれ。若くして木彫の世界を志し、同地で数々の偉才を輩出する木彫工房で腕を磨く。1997年に独立を果たすと、独自の芸術性を追求し、民間藝術作品賞など、多数の賞歴に浴す。その作品は寺院にも収蔵されているほど、高い評価を獲得。いま将来を最も嘱望される木彫作家である。