"天皇皇后両陛下御成婚30周年記念"
絢爛たる着物に身を包んだ舞妓。
皇室から大栄誉を賜った偉才が心を込めて制作した情感あふれる傑作!
< 皇室と深い縁がある華やかな舞妓 >
■今上天皇の御高覧を賜った都をどり。明治5年に始まった舞妓の群舞は大正4年と昭和3年には、御大典の奉祝として公演が行われるなど皇室と縁が深く、素戔嗚尊を主祭神とする八坂神社の門前町である祇園で伝統を育んできたことからも皇室の慶事を寿ぐことに相通じる伝統文化です。
■この度ご紹介する『桜月夜』は瑞宝単光章受章作家・川崎幸子氏が心を込めて制作した博多人形です。氏は天皇陛下の御即位の折、御祝いの品を献上したほか、宮家にまつわる作品を数々発表していることで知られます。本作は都をどりの華である舞妓が絢爛たる桜楓紋の着物に身を包んだ姿を華麗に表現。桜楓紋とは、春を告げる国花・桜と、秋の皇居東御苑を華やかに彩る紅葉を合わせ、途切れることのない皇室の弥栄を願う伝統的意匠です。高貴色・紫と豪華な金色の地に咲き誇る白き桜の美しさをご覧ください。まるで八坂神社の春の絶景を想起させます。黒い帯で黄金の葉を広げる紅葉は吉祥到来を象徴しているよう。天皇皇后両陛下の御成婚30周年を迎える令和5年。皇室のご慶事が続く今こそお飾りいただけば、ご尊家に富貴な風が吹き込むことでしょう。
■遠くを見上げる舞妓の姿は悠久の時に思いを馳せ、宮家の繁栄を願う心と同時に無上の情感を醸します。作者銘入り。直筆の色紙・木札・木製飾り台付き。皇室への敬愛に満ちた作品を制作し続け、宮家から大栄誉を賜った偉才の傑作をお迎えください。限定10。
色紙の歌
「清水へ 祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢ふ人 みなうつくしき」
意味:祇園を通り過ぎると、桜が咲き誇る朧月夜。今夜すれちがう人々は誰もみな美しく見える―。
豪華絢爛! 背面金紙貼りの 別売 『専用ガラスケース』
瑞宝単光章受章作家 川崎幸子 略歴
博多人形400年の伝統を伝える伝統工芸士。昭和18年、福岡市生まれ。父・川崎虎雄氏に師事。内閣総理大臣賞3回、経済産業大臣賞8回、ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞など数多くの受賞歴を誇る。平成29年、国の卓越技能章保持者(現代の名工)、平成31年、県の無形文化財保持者に認定。神代から続く天皇家にまつわる物語を題材にした作品では他の追随を許さず、40年以上にわたり傑作を生み出し続ける。これらの功績を評価され、平成30年に瑞宝単光章を受章。経歴通り、博多人形の第一人者である。
"作者直筆の色紙付き"