祝賀の意を表す鳳凰の舞を再現
■2019年4月30日、今上天皇が御退位あそばし、現皇太子徳仁親王殿下が、新たな天皇として御即位されます。新しい時代の幕開けとなるこの慶事を祝して、博多人形師の野田祐輔氏が、天皇陛下と日本の未来永劫の安寧を願ってつくりあげたのが、博多人形「万歳楽」です。
■「万歳楽」は皇室由縁の雅楽の舞で、古の中国において賢い君主の時代には鳳凰が飛来して「賢王万歳」とさえずる、その姿を舞にしたともいわれます。
■赤系統の色を基調とした襲装束の衣裳を着用。模様は皇室の象徴である鳳凰が宿るといわれる桐紋、身頃には鳥の巣を表した子孫繁栄を意味する紋などが記された華麗なものです。
■東京書芸館オリジナル作品。この世紀の慶事を迎えるご準備に是非おすすめします。