ともに支え合い、励まし合う「絆」という言葉の大切さを伝える歴史的銀貨。前を向いて生きていく重要性を心に刻みつつ、平和な未来をご祈願ください。
復興と明るい未来を願う美しい図柄
■東日本を襲った悲しい出来事からはや10年以上の年月が過ぎ去りました。今もなお、東北地方は復興半ばにあり、避難生活を強いられている方がたくさんいらっしゃいます。日本人には記憶を風化させてはならないという義務があります。また、歴史上、例を見ない危機にある現在だからこそ、「私たちは何ができるのか、真剣に考える必要がある」と、東京書芸館の社員一同は感じています。
■そこで、この度は復興への強い思いが刻まれた『東日本大震災復興事業記念 千円銀貨』一次〜四次を特別頒布いたします。いずれも31.1gもの純銀が用いられており、希望に満ちた図柄が輝くプルーフ仕上げが芸術的です。第一次は大漁船と稲穂をデザイン。東北の経済を支えてきた漁業と農業の再起を願い、大漁旗を掲げた船が五穀豊穣のアーチへ向けて海を進みます。第二次から第四次は一般公募によって図柄が決定されました。第二次は復興特別区域の日の出と折鶴を明るい未来を想起させます。第三次は小・中学生を対象に募り、「がんばろう日本」とエールを送る日本を応援する少年を採用。そして、第四次は今では団結のシンボルとなった握手する日本列島と桜を表現しました。
■裏面に刻まれた奇跡の一本松と鳩をご覧ください。折れない心と希望の象徴は前に進もうという力強い気持ちをもたらします。東北は今も頑張り続けています。売上金の一部は一日も早い復興を祈念し、ハタチ基金を通じて寄付させていただきます。被災地の一日も早い完全復興と明るい未来を願い、末長くご所蔵ください。
青い海と無数の色彩が美しい大漁旗!
【第一次】大漁船と稲穂
朝日のオレンジに染まった海は絶世!
【第二次】復興特別区域の日の出と折鶴
原画のカラフルなクレヨンの風合いまで表現!
【第三次】日本を応援する少年日本列島を薄紅色に染める桜花!
【第四次】握手する日本列島と桜
勇気と希望の象徴
【裏面共通】奇跡の一本松と鳩
これぞ、造幣局の高い芸術力!
繊細精緻で立体感あふれる図柄は圧巻です。まさしく、世界が認めた造幣局の誇る鋳造技術の高さであり、芸術力の結晶に違いありません!
この度の売上金の一部は東北の完全復興を願い、ハタチ基金(※)に寄付させていただきます。
※「ハタチ基金」とは東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが20歳を迎えるその日まで被災地の子供たちに寄り添い、支援を続ける団体です。