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商品詳細

佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』十撰
佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』十撰
佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』十撰
佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』十撰
商品コード: HLJ104

佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』十撰

販売価格:¥165,000 税込
『コレクションケース』
■素材:木製、ガラス、ミラー(背面)
■寸法(約):高さ40X幅63X奥行17.5cm
■扉は片面開き、天板・側面にガラス窓付
■直筆木札つき
■お届けは受注から約2〜10週間後。
■発送手数料は商品1組につき2,970円(税込)お申し受けます。
 
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昭楽窯開窯110周年特別企画

昭楽窯三代佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』

 

モデルカット
楽焼の名窯・昭楽窯3代目佐々木昭楽が、
国宝級の楽茶碗十種を「ぐい呑み」に復刻再現。
東京書芸館だけの限定作品です。
長次郎写『禿(かむろ)』

イ:長次郎写『禿(かむろ)』

利休が常に手元に置いたお気に入り

 ふっくらとした丸み、掌のなかにすっぽりと入る収まりのよさ。正面を故意にへこませ、土の質感を生かしながら全体に滑らかさを持つカセ肌の黄褐色が趣深い。『禿』の命名由来は丸みが禿頭に似たためか、あるいはの頭を撫で愛でる感触からか。利休が常に手元に置いたといわれるお気に入り。

■原作:長次郎■黒楽■ぐいみ寸法:高さ5×最大径6.2cm、重さ97g

長次郎写『太郎坊』

ロ:長次郎写『太郎坊』

土を使った利休茶碗の典型的作品

 数多の作品がある長次郎作で、特に名品といわれる代表作七種のなかのひとつ。信焼焼のような色合いで、赤い聚楽土の上に薄く白釉をかけ、やや腰が高い。千利休が愛宕山の太郎坊に送り、その後再び所持、千宗旦に伝えたとされる利休茶碗の典型的作品とされる。

■原作:長次郎■赤楽■ぐいみ寸法:高さ4.4×最大径6.5cm、重さ91g

長次郎写『次郎坊』

ハ:長次郎写『次郎坊』

黒楽の理想型のひとつとされる逸品

 赤楽・太郎坊と対をなすような黒楽・次郎坊。腰(胴まわり)の中央をくぼませ、丸みをもって手捻りで腰高に成形された黒楽の理想型とも称される逸品。全体にかけられた黒い釉薬は窯のなかで褐色に変化しながら、こすれたときに表面にできるカセという光沢の少ない鉄肌のような味わい深さが出る。

■原作:長次郎■黒楽■ぐいみ寸法:高さ4.8×最大径6.5cm、重さ92g

長次郎写『一文字』

ニ:長次郎写『一文字』

長次郎外七種の一つに数えられる傑作

 千利休から依頼され楽焼をはじめた長次郎の作品のなかで、代表作とされる七種のひとつ。利休から宗旦、その後名だたる人の手を渡り三井財閥を支えた実業家にして高名な茶人益田鈍翁(ますだどんおう)へと伝来した。やや腰を高くし、口元をわずかに抱え込んでいる利休茶碗の典型的な作品のひとつ。

■原作:長次郎■赤楽■ぐいみ寸法:高さ4.4×最大径6.5cm、重さ84g

楽家四代一入写『朝賀(ちょうが)』
ホ:楽家四代一入写
『朝賀(ちょうが)』

新年を寿ぐにふさわしい茶碗

 「朝賀」とは1月1日、天皇が大極殿で臣下から祝賀を受ける儀式のこと。初釜など、新年を寿ぐにふさわしい茶碗。全体を覆う黒い釉薬は、一般に朱釉と呼ばれる朱色の斑文の釉薬で、一入独自のもの。そのため「朱黒茶碗」とも呼ばれる。茶碗のなかでは小ぶりだがしっかりとした存在感がある。

■原作:楽家四代一入■黒楽■ぐいみ寸法:高さ4.6×最大径6.3cm、重さ107g

光悦写『不二山』

ヘ:光悦写『不二山』

白雪を頂く「富士」と唯一無二の「不二」

 工芸、書画などあらゆる分野に才能を発揮し、日本のダ・ビンチと称される本阿弥光悦作。国産の焼き物で国宝に指定されている2点の1つが『不二山』である。白雪を頂く「富士山」のイメージと、窯のなかで偶然できた片身替の出来が2つとできない唯一無二の茶碗という意味も持つ。

■原作:本阿弥光悦(国宝)■黒楽■ぐいみ寸法:高さ4.8×最大径5.8cm、重さ90g

光悦写『雨雲』

ト:光悦写『雨雲』

雲から雨が降り注ぐ光景が浮かぶ
豪快な作

 光悦の作品に共通する形式にとらわれない、丸みを帯びた豪快な作品。黒の釉薬に、ザラリとした土肌が斜めに走り、雨雲から雨が降り注いでいる光景が浮かぶ。光悦は『雨雲』を作るにあたって、どの方向から見ても違いがあり、しかも何度見ても飽きのこない作品を目指したという。

■原作:本阿弥光悦(重要文化財)■黒楽■ぐいみ寸法:高さ4.8×最大径6.3cm、重さ94g

光悦写『加賀』

チ:光悦写『加賀』

白い景色があり、見どころの多い茶碗

 光悦の生家の本阿弥家は、刀剣鑑定の名家で、加賀前田家の厚い保護を受けてきた。命名由来はそれ故か。丸みの強い先行きの光悦赤茶碗としては異色の作品といわれ、腰にくっきりとした稜線(りょうせん)をつけた力強い作品。口部と胴部に刷毛の痕をみせた白い景色があり、見どころの多い茶碗。

■原作:本阿弥光悦(重要文化財)■赤楽■ぐいみ寸法:高さ5×最大径6.1cm、重さ92g

初代大樋長左衛門写 飴釉『聖』
リ:初代大樋長左衛門写
飴釉『聖』
 

初代大樋長左衛門の名作中の名作

 初代大樋長左衛門のあまりにも有名な飴楽茶碗。口部分が大きくうねり楕円状になって、口から胴部にかけて大きくそらせた不思議な形が印象的な作品。焼成中、酸素の量を調整する還元窯は飴茶碗より色がより黒くなる。随所に荒々しい斜めの削り跡があり、飴油楽焼の至宝といわれる。

■原作:初代大樋長左衛門■飴釉■ぐいみ寸法:高さ5.2×最大径6cm、重さ89g

『十撰セット』をお申し込みの方にコレクションケース無料進呈!!

■素材:木製、ガラス、ミラー(背面) ■寸法:高さ40X幅63X奥行17.5cm■扉は片面開き、天板・側面にガラス窓付 ■直筆木札付

九代大樋長三郎写『幕釉黒楽茶碗』
ヌ:九代大樋長三郎写
『幕釉黒楽茶碗』
 

漆黒と独特の姿が土のぬくもりを伝える

 茶碗全体を覆う二重掛けされた漆黒の幕釉が、得も言われぬ風格をみせる。幕釉ならではの深遠な黒が量感あふれる肌を醸し、全体の厚づくりがさらに力強さをみせ、口縁から腰にかけてのおおらかな曲線が優美さも表す。漆黒と味わい深い独特の姿が、そのまま土のぬくもりを伝える。

■原作:九代大樋長三郎■黒楽■ぐいみ寸法:高さ4.5×最大径6.5cm、重さ102g

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茶聖・千利休が創意・進化させた楽焼茶碗

 

 

昭楽窯三代佐々木昭楽

三代佐々木昭楽

■茶人が好む茶碗は「一楽・二萩・三唐津」といわれます。一楽とはもちろん楽焼のことであり、茶を嗜む方に限らずとも、生涯一度はこのような珠玉の器で一服、至福の時間に浸りたいと思われる方も多いはずです。
佐々木昭楽『楽焼名物写ぐい呑み揃』は、昭楽釜開業110周年特別企画として、長次郎、光悦、長左衛門など名工によって完成された国宝級の楽茶碗をぐいみサイズに復刻。東京書芸館だけでしかお求めいただけないオリジナル作品です。

 

■楽焼は、桃山時代、樂家初代長次郎が開窯し、茶聖千利休の茶の湯の創意と美意識によって進化を遂げました。当時はまだ”楽焼”とはいわず今焼と呼称されていました。後世楽焼と呼ばれる所以は、秀吉が建てた聚楽第(じゅらくてい)の近くに居を構えていた樂家が、聚楽第付近の土を用いていたために聚落焼茶碗と呼ばれ、やがて楽焼楽茶碗と称されるようになったといわれています。

 

第一級品の黒楽・赤楽の銘碗をぐいみに

 

■ともすれば、異形、一見ゴツゴツとした感触は一般的美意識からはかけ離れていますが、そこにはさまざまな配慮・工夫がなされています。例えば、側面から楽茶碗を見ると平坦なものはなく、これは「五鋒」「五岳」と呼ばれる5つの山のように微妙な高低差が口縁にあり、お点前のときに茶碗の縁に茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)を乗せかけたときの落下防止と変化に富みながらも実用的なデザイン性も兼ねているためです。
 
■茶溜まりは、茶を飲み干したあとの残りが自然に集まるように窪みをつけ、飲み終わったあとも見栄えをよくするためです。楽焼茶碗の代表的色に黒、赤、飴色などありますが、これも抹茶の緑色をより鮮明にするために行きついた色といわれます。
 
■楽焼茶碗の特徴は、轆轤(ろくろ)を使うことなく手とヘラだけで形つくりをすることです。また、焼成には窯出しをして急速に冷やす急温急冷という特殊な方法で作られるため、楽焼独自の深み、やわらかさ、ぬくもりが出ます。
 
■本作は、日本独特の楽焼を現代でも広く身近に親しんでいただきたいと、歴史に名を遺した 十種の抹茶碗をぐい呑みサイズで復刻。抹茶碗と違い、小ぶりなぐい呑みに復刻するには釉薬はもちろん、焼き加減も変わってくるため熟練の技を要します。
楽焼の技を110年に亘(わた)って受け継ぐ昭楽窯の特別企画として今回作陶に挑戦してくださった逸品です。単品でもお求めいただけますが、十撰セットには 一堂に飾れるコレクションケースを無料進呈。第一級品の黒楽・赤楽の銘碗が手収まりサイズとなったぐいみで至福の一献を傾け、賞玩堪能されてはいかがでしょう。今回だけの好機お見逃しすることなく、お早目のお申し込みをおすすめします

 

 

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赤楽、黒楽の伝統を受け継ぐ昭楽窯

赤楽、黒楽の伝統を受け継ぐ昭楽窯
1905(明治38)年、佐々木吉之介によって京都清水坂に築窯される。1974(昭和49)年、大徳寺11代管長小田雪老師・大本教出口王仁三郎師の知遇を得て、京都府亀岡市に移窯、開窯より百余年の歴史を誇る名窯である。3代佐々木昭楽は、赤楽、黒楽を中心に伝統を守りながら茶陶としての雅趣あふれる作品作りに力を注ぎ、茶道具専門に制作し現在にいたる。

 

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楽焼の双璧、黒楽、赤楽

【黒楽】
【黒楽】
 黒という色彩は色の始まりであり終りであるといわれ、千利休の美意識は抹茶が映える黒の茶碗を特に好んだ。黒楽は、1200℃という高温で一気に焼かれ冷やされることで釉薬のみが溶け、黒楽独特の深みのある、さまざま景色をみせてくれる黒が生まれる。火山から流れる溶岩のように、窯から出され数秒後に真黒な「黒楽茶碗」に変化する瞬間は実に幻想的である。
【赤楽】
【赤楽】
 赤楽茶碗は、古木でない茶葉から精製した抹茶を用いる「薄茶」に多く用いられる。千利休も長次郎も茶席に合わせて赤楽を使い分けた。赤楽は「備長炭の炎のキャンパス」ともいわれる。その所以は、850℃前後の素焼をした素地に「備長炭」で包み、再度素焼きを行いその時の火のいこり様でさまざまな窯変が茶碗に焼き付く模様「斑(ふ)」が景色を描くためである。

 


 

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