唯一無二の至宝

謹啓

　平素は東京書芸館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。日頃より、稀少性・所蔵価値が高い作品のご要望を多数頂戴しておりますが、その中でもこの度は「一点物」「お誂え品」に特化し、名品のみを選りすぐった『唯一無二の至宝』をお届けいたします。大変貴重な一点物の作品から、貴方様や貴方様の大切な方だけのために特別にお作りするお誂え作品がめじろ押しです。

　巻頭の「貴重判金二選」では、『元禄大判金』の「元書」と、『天保五両判金』の「大当」をご紹介しております。いずれも残存数が群を抜いて少なく、圧倒的な価格で取り引きされている珍品です。また、「伝統焼物特集」として、弥左ヱ門窯の有田焼から、美術館所蔵級の迫力を持つ『赤絵牡丹孔雀大飾壺』、九谷焼からは作田花仙氏による、瓢箪型・丸平型の『本金割取小紋飾壺』が豪華絢爛に彩りを見せます。さらに、「人間国宝二選」として、五代・伊藤赤水による無名異焼『練上花紋壺』が鮮やかな色土の配合によって生まれる模様を見せ、十四代・酒井田柿右衛門による『葡萄文皿』では、色絵と濁手の奥義をご実感いただけます。福岡県の名門刀匠一家・四郎國光一門の、四郎國光（小宮早陽光）氏が鍛え上げた豪壮な現代刀の太刀『重花丁子』をご紹介できることも非常に喜ばしく思います。

　貴重な一点物だけでも圧倒的価値を誇りますが、お誂え作品も多数取り揃えております。肖像画の名手・山本一夫画伯が肉筆で飼い主の方への思いを込めて丁寧に描きあげる『大切な家族』は、ご家族の一員・ペットとの思い出としていただきたい作品です。日本屈指の金工師・松井正光氏が謹製した純金の『お祝い小判』や、国指定卓越技能保持者・武吉國明氏が手掛ける博多人形の『慶雛』は、お名前を入れて贈り物にしていただくのに最適です。

　別紙では「加賀百万石の至宝 九谷焼 德田八十吉特集」として、なんと初代・二代・三代の八十吉作品を一挙にご紹介しています。どの代もそれぞれに印象深い八十吉作品を、三代一気にご案内できる機会はなかなかございません。お見逃しないようお願いいたします。

　また、他の別紙では『毛筆掛軸 家系図』をご紹介。ご好評いただいております巻物の家系図を、なんと掛軸の形式にてお誂えいたします。お飾りいただき、ご先祖様へ思いを馳せて代々お伝えいただきたく存じます。裏面では、文化勲章受章作家による「肉筆掛軸二選」として、春の訪れを感じさせる横山大観の『暗香浮動』と、小林古径が好んで描いた、秋に美味しそうな実をつける『柿』をご紹介。今こそ巨匠による肉筆作品の魅力を貴方様にこそ感じていただければ幸いでございます。

　幸運なお一人様にだけ頒布が叶う一点物から、各作家が貴方様のためだけに制作するお誂え品まで、どうぞ隈なくご覧いただき、お早めのお申し込みをお願いいたします。

　謹白

「唯一無二の至宝」商品ページはコチラ＞＞